仮想通貨詐欺の被害後に、調査会社や返金代行を名乗る業者から高額な費用を請求される二次被害が報告されています。Breadcrumbs、MetaSleuth、MistTrack、BitToの料金・特徴・信用性を比較し、安全な選び方を解説します。
仮想通貨詐欺やSNS型投資詐欺の被害に遭った後、インターネットで調査会社や返金代行業者を探す人は少なくありません。
しかし、被害回復をうたいながら高額な着手金を請求したり、「資金を取り戻すために追加費用が必要」と支払いを要求したりするケースもあります。
金融庁は、被害回復をうたって接近する者の中に詐欺グループの関係者が存在し、さらに金銭を失う二次被害の相談が寄せられているとして注意を呼びかけています。消費者庁も、暗号資産に関連する投資トラブルが増加しているとして、金融庁・警察庁と連名で注意喚起を行っています。
そのため、調査会社へ高額な費用を支払う前に、まず以下を確認することが重要です。
- 送金時のTXIDが残っているか
- 送金先ウォレットアドレスが分かるか
- ブロックチェーン上で資金が追跡できるか
- 調査会社が何を調査し、何を納品するのか
- 返金や回収を断定していないか
この記事では、仮想通貨の資金移動を確認できる代表的なサービスとして、Breadcrumbs・MetaSleuth・MistTrack・BitToの4つを比較します。
まずはじめに、、、、、
自分で無料調査を始めたい人には、Breadcrumbs、MetaSleuth、MistTrack Lightが候補になります。
複数のウォレット、DEX、ブリッジを含む高度な分析を行う場合は、MetaSleuthやMistTrackの有料プランが適しています。
一方、ツールの操作が難しい人や、日本語の説明、警察・弁護士へ提出するための調査資料が必要な人には、BitToのような調査支援ツールが選択肢になります。
ただし、どのサービスを利用しても、資金の回収や返金が保証されるわけではありません。ツールが行えるのは、主に公開されたブロックチェーンデータの確認、資金経路の可視化、取引所や関連ウォレットの推定です。
| サービス | 料金の目安 | 種類 | 主な特徴 | 信用性の判断材料 |
|---|---|---|---|---|
| Breadcrumbs | 無料プランあり。法執行機関向けLE Proは年12,000ドル、Complianceは月999ドル | 自分で操作する分析ツール | 資金経路の可視化、アドレスラベル、監視、リスク分析 | 法執行機関向けプラン、外部団体との提携、料金・データ方針の公開 |
| MetaSleuth | 無料、月30ドル、月100ドル、月500ドル | 自分で操作する分析ツール | クロスチェーン追跡、グラフ分析、CSV出力、一括インポート | BlockSec運営、料金公開、11チェーン対応、調査事例公開 |
| MistTrack | 無料版あり。月229ドル、689ドル、2,069ドル | 自分で操作する分析・AMLツール | アドレスラベル、リスクスコア、DEX・ブリッジ解析、モニタリング | SlowMist開発、19チェーン対応、大規模なラベルデータ、機関導入実績 |
| BitTo | 一次確認無料、1TXIDあたり6,600円 | 日本語の調査支援ツール | AI分析、取引所確認、DEX・ブリッジ追跡、調査報告書 | 料金・非保証・業務範囲を明示、日本語相談、追加請求方針を公開 |
1.Breadcrumbs
- Breadcrumbsとは
- Breadcrumbsの料金
- Breadcrumbsの特徴
- 信用性
- 向いている人
- MetaSleuthとは
- MetaSleuthの料金
- MetaSleuthの特徴
- 信用性
- 向いている人
- MistTrackとは
- MistTrackの料金
- MistTrackの特徴
- 信用性
- 向いている人
- BitToとは
- BitToの料金
- BitToの特徴
- 信用性
- 向いている人
- 無料で自分で調査するなら
- クロスチェーンやDEXまで調べるなら
- 日本語の説明や報告書が必要なら
- 法人のAML・継続監視なら
- 1.「必ず取り戻せる」と断定していないか
- 2.料金総額が契約前に分かるか
- 3.納品物が明確か
- 4.調査と返金交渉を分けて説明しているか
- 5.運営者情報を確認できるか
- 6.即決や追加入金を迫っていないか
- 7.警察や公的窓口への相談を妨げていないか
- 仮想通貨を無料で追跡できるツールはありますか?
- 初心者に使いやすいツールはどれですか?
- 最も多くのチェーンに対応しているのはどれですか?
- 調査ツールだけで犯人を特定できますか?
- 調査会社へ依頼すれば返金されますか?
- 被害に気づいたら何を保存すべきですか?
Breadcrumbsとは
Breadcrumbsは、仮想通貨のウォレットアドレスやトランザクションをグラフ形式で表示し、資金の移動先を調査できるブロックチェーン分析プラットフォームです。
ウォレットアドレスやTXIDを入力すると、関連する送金先・送金元を視覚的に確認できます。調査機能だけでなく、ウォレットの監視、リスク評価、アドレス情報の検索なども提供しています。
Breadcrumbsの料金
Breadcrumbsには無料で利用できるプランがあります。
公式料金ページでは、法執行機関向けのLE Freeが年0ドル、LE Proが年12,000ドルと案内されています。また、企業やコンプライアンス担当者向けのサービスは月999ドル、Risk APIは1回0.05ドルから案内されています。
個人向け有料プランと、法執行機関・企業向けプランでは利用できる機能や料金体系が異なるため、用途を確認して選ぶ必要があります。
Breadcrumbsの特徴
Breadcrumbsの大きな特徴は、資金移動を比較的分かりやすいグラフで表示できる点です。
公式の法執行機関向けページでは、資金移動の追跡、ウォレットの監視、チームでの共同調査、カスタムアラート、ラベル付きアドレス情報などが案内されています。Identity APIでは3億件以上のラベル付きアドレスへアクセスできるとしています。https://get.breadcrumbs.app/?utm_source=chatgpt.com
メリット
- 無料から試せる
- 資金経路をグラフで確認できる
- ウォレット監視機能がある
- 調査結果を他の人と共有しやすい
- 法執行機関向けのプランも用意されている
注意点
アドレスに付けられた取引所名や組織名は、必ずしも法的に確定した本人情報を意味するものではありません。
コミュニティ情報や推定ラベルを含む場合があるため、警察や弁護士へ提出する資料として使用する場合は、データの根拠や取得日時を別途整理する必要があります。
信用性
Breadcrumbsは、法執行機関向けの専用サービスを展開し、複数のブロックチェーン関連団体やコンプライアンス組織との提携情報を公開しています。公式ページでは、カナダ・ブロックチェーン・コンソーシアム、Polygon、Solanaなどがパートナーとして掲載されています。
ただし、「提携していること」と「すべての分析結果が法的に証明されていること」は別です。ラベルや推定結果は、他のエクスプローラーや情報源と照合することが重要です。
向いている人
- 初めてブロックチェーン調査を行う人
- 無料で資金経路を確認したい人
- ウォレット同士のつながりを視覚的に見たい人
- 複数人で調査情報を共有したい人
2.MetaSleuth
MetaSleuthとは
MetaSleuthは、Web3セキュリティ企業のBlockSecが提供する仮想通貨追跡・調査プラットフォームです。
ウォレットアドレス、TXID、ドメインなどを検索し、資金の移動経路をグラフとして可視化できます。盗難資金の追跡、詐欺調査、コンプライアンス、投資前のウォレット調査などを主な利用目的としています。https://metasleuth.io/?utm_source=chatgpt.com
MetaSleuthの料金
MetaSleuthは料金を公開しています。
| プラン | 月額料金 | 主な対象 |
|---|---|---|
| Free | 0ドル | 初めて仮想通貨を追跡する人 |
| Basic | 30ドル | 個人投資家、基本的な分析 |
| Pro | 100ドル | オンチェーンアナリスト、専門家 |
| Ultra | 500ドル | 法執行機関、調査機関 |
無料プランでは11種類のブロックチェーンと基本的な調査機能が利用できます。Proではアドレス・TXIDの一括インポートやウォーターマーク変更、Ultraでは利用制限の緩和などが提供されています。
MetaSleuthの特徴
MetaSleuthは、複数チェーンにまたがる資金移動を追跡するInterChain Trackerや、高度なグラフ分析機能を提供しています。
また、調査結果のCSV出力、チャート保存、共有リンク、ウォレット監視、メモ追加など、継続的な案件調査に向いた機能があります。
メリット
- 無料プランがある
- 料金体系が明確
- 複数チェーンを横断して追跡できる
- CSVや画像として調査結果を保存できる
- アドレス・TXIDをまとめて取り込める
- 調査チャートへメモを付けられる
注意点
画面や資料は基本的に英語であり、ブロックチェーンの知識がない人には操作が難しい可能性があります。
また、MetaSleuthは資金経路を調べるための分析ツールであり、日本国内の警察への相談、取引所への問い合わせ、返金請求などを代行するサービスではありません。
信用性
MetaSleuthはBlockSecが運営しており、公式サイトでは複数のハッキング・フィッシング事件に関する分析事例を公開しています。サービスの料金、対応チェーン、利用制限も公式料金ページで確認できます。
信用性の判断材料は比較的多いものの、調査結果の正確性は、使用するアドレスラベルや分析者の判断にも左右されます。
向いている人
- 自分で本格的なオンチェーン調査を行いたい人
- DEXやブリッジを含む資金移動を調べたい人
- 調査結果をCSVや画像で保存したい人
- 複数の案件やウォレットを継続的に管理したい人
3.MistTrack
MistTrackとは
MistTrackは、ブロックチェーンセキュリティ企業SlowMistが開発した、仮想通貨の資金追跡・AML・リスク分析プラットフォームです。
無料のMistTrack Lightと、専門家・企業向けのMistTrack Premium、コンプライアンス部門向けのSlowMist KYTなどが提供されています。https://misttrack.io/
MistTrackの料金
| プラン | 料金 | 主な用途 |
|---|---|---|
| MistTrack Light | 無料 | 簡易的な資金追跡 |
| Basic | 月229ドル | アドレス分析、リスクスコア、監視 |
| Standard | 月689ドル | 本格調査、DEX・ブリッジ解析、API |
| Compliance | 月2,069ドル | AMLスクリーニング、企業向け分析 |
| Developer | 年20ドルから | API利用 |
Basicには、AMLリスクスコア、アドレスラベル、取引相手分析、トランザクショングラフ、ウォレット監視などが含まれます。Standardでは、調査案件管理、DEX・ブリッジ解析、API、リスクグラフなどが追加されます。
MistTrackの特徴
MistTrackは、ウォレットの資金移動だけでなく、マネーロンダリングや制裁対象との関係を確認するAML機能に強みがあります。
公式サイトでは、19の主要ブロックチェーン、4億件以上のラベル付きウォレットアドレス、50万件以上の脅威インテリジェンスアドレスを扱っていると説明しています。
メリット
- 無料版がある
- BTC、ETH、TRON、Solanaなど主要チェーンに対応
- アドレスのリスクスコアを確認できる
- 取引所やDeFiサービスのラベル情報が豊富
- DEX・クロスチェーンブリッジを解析できる
- ウォレットを継続監視できる
- AML・コンプライアンス調査にも利用できる
注意点
本格的な調査機能を利用するには、月229ドル以上の費用が必要です。
被害者が一度だけ調査する目的では、月額契約が割高になる可能性があります。英語の専門用語も多いため、操作や分析には一定の知識が必要です。
信用性
MistTrackはSlowMistが開発し、公式サイトでは世界500以上の機関に利用されているとしています。また、2025年のHong Kong ICT Awardsにおいて、FinTech部門のGold Awardを受賞したと発表しています。
データ規模や企業向け機能は今回の4サービスの中でも大きい一方、掲載されている導入数やデータ件数は運営会社による公表値です。第三者資料や実際の調査結果と併せて評価する必要があります。
向いている人
- AMLやウォレットリスクまで調べたい人
- TRONやUSDTの資金移動を追跡したい人
- 取引所、金融機関、法人のコンプライアンス担当者
- 複数案件を継続的に調査する専門家
- APIをシステムへ組み込みたい開発者
4.BitTo
BitToとは
BitToは、TXIDやウォレットアドレスをもとに、仮想通貨の資金移動を日本語で調査するオンチェーン解析サービスです。
Breadcrumbs、MetaSleuth、MistTrackのように利用者がすべて自分で操作するSaaSではなく、相談内容やTXIDをもとに調査担当側が分析し、必要に応じて報告資料を作成するサービスです。https://bit-to.jp/
BitToの料金
BitToでは、初回相談と追跡可能性の一次確認を無料としています。
本格的な分析・被害報告資料の作成は、**1TXIDあたり6,600円(税込)**です。料金には、AIを利用した追加分析、DEX・ブリッジ経由の追跡、取引所特定後の問い合わせ・凍結要請用テンプレート、警察・弁護士への提出を想定した調査報告書が含まれます。
BitToの特徴
BitToの特徴は、日本の一般利用者が理解しやすい形で、調査結果の説明と資料作成まで依頼できる点です。
自分で海外ツールを操作する必要がなく、TXIDの確認方法や、送金履歴の整理から相談できます。
メリット
- 日本語で相談できる
- 一次的な追跡確認が無料
- 1TXID単位で料金が明確
- 月額契約が不要
- DEX・ブリッジ経由の追跡に対応
- 取引所への問い合わせ用テンプレートを作成
- 警察・弁護士へ提出する資料を作成できる
- 回復や返金を保証しないことを明示している
注意点
BitToは、返金交渉、訴訟、相手との示談、法的手続きの代理を行うサービスではありません。
公式サイトでも、提供範囲はオンチェーン解析による調査・追跡であり、資金の回復や返金は保証しないと説明しています。
また、BreadcrumbsやMistTrackのような海外プラットフォームと比較すると、公開されている第三者導入事例や長期的な運用実績は、現時点では限定的です。この点は、料金の透明性、日本語対応、納品物の内容と併せて判断する必要があります。
信用性
BitToは、料金、調査範囲、できないこと、返金を保証しないことを公式サイトに掲載しています。
特に、「必ず取り戻せる」「100%回収できる」といった断定を避け、調査と法的手続きを明確に分けている点は、二次被害を避けるうえで重要な判断材料です。
ただし、依頼時には運営者情報、見積書、納品物、個人情報の取扱い、追加料金の条件を確認することが必要です。これはBitToに限らず、すべての調査サービスに共通します。
向いている人
- 海外の分析ツールを操作できない人
- 日本語で状況を説明したい人
- 月額契約ではなく案件単位で依頼したい人
- 警察や弁護士へ提出する調査資料が必要な人
- TXIDや送金履歴の確認方法から相談したい人
4サービスはどのように選ぶべきか
無料で自分で調査するなら
Breadcrumbs、MetaSleuth、MistTrack Lightが候補です。
最初にTXIDや送金先アドレスを入力し、資金がどこへ移動したかを確認します。ただし、画面に表示された取引所名やアドレスラベルが、法的な本人特定を意味するわけではありません。
クロスチェーンやDEXまで調べるなら
MetaSleuthまたはMistTrackの有料プランが適しています。
複数のブロックチェーン、DEX、ブリッジを経由して資金が移動している場合、一般的なブロックエクスプローラーだけでは追跡が難しくなります。
日本語の説明や報告書が必要なら
BitToのような調査支援ツールが候補です。
ツールの操作ではなく、被害状況の整理、資金経路の説明、提出用資料の作成まで依頼したい人に向いています。
法人のAML・継続監視なら
MistTrackやBreadcrumbsのコンプライアンスプランが候補です。
個人の一度だけの調査ではなく、大量のウォレットを継続監視する取引所、金融機関、Web3事業者向けです。
仮想通貨調査会社の二次被害を防ぐ7つの確認事項
1.「必ず取り戻せる」と断定していないか
ブロックチェーン上で資金を追跡できても、相手の本人確認、取引所による凍結、捜査機関の対応、残高の有無などによって、回収できるかは変わります。
「100%返金」「確実に回収」「犯人を必ず特定」などの表現を使用する業者には注意が必要です。金融庁も、被害回復をうたって近づく者による二次被害を注意喚起しています。https://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/advice03-2.html?utm_source=chatgpt.com
2.料金総額が契約前に分かるか
着手金だけでなく、追加調査費、成功報酬、報告書作成費、取引所照会費などを確認します。
「調査を始めないと総額が分からない」と言われた場合は、上限金額や追加請求の条件を書面で確認してください。
3.納品物が明確か
単に「調査します」では不十分です。
契約前に、以下のどれが納品されるのかを確認します。
- 資金移動経路図
- ウォレット一覧
- 取引所候補
- TXID一覧
- 調査報告書
- 取引所への問い合わせ資料
- 警察・弁護士向けの説明資料
4.調査と返金交渉を分けて説明しているか
ブロックチェーン調査と、相手方への返金請求や訴訟は別の業務です。
調査会社ができるのは、一般的にオンチェーンデータの分析、証拠整理、報告書作成などです。法的な交渉や訴訟代理については、弁護士へ確認する必要があります。
5.運営者情報を確認できるか
会社名、所在地、代表者、電話番号、利用規約、プライバシーポリシー、返金規定などを確認します。
連絡手段がSNSや携帯電話だけで、会社情報が確認できない業者へ、身分証や高額な費用を送ることは避けるべきです。
6.即決や追加入金を迫っていないか
「今日中でなければ資金が消える」「今払えば回収できる」「解除費用が必要」と急かされた場合は、一度支払いを止めてください。
被害後は心理的に焦りやすいため、複数のサービスを比較し、見積書や契約書を確認する時間を取ることが重要です。
7.警察や公的窓口への相談を妨げていないか
日本暗号資産等取引業協会は、暗号資産詐欺や不正送金の被害に遭った場合、送金履歴などの証拠を保存し、警察、消費生活センター、利用した暗号資産交換業者へ早めに相談するよう案内しています。https://jvcea.or.jp/safetylife/victim001/?utm_source=chatgpt.com
調査会社から「警察には相談しない方がよい」と言われた場合は注意が必要です。
よくある質問
仮想通貨を無料で追跡できるツールはありますか?
Breadcrumbs、MetaSleuth、MistTrack Lightには無料で利用できる機能があります。無料プランは利用回数、保存件数、高度な分析機能などに制限がある場合があります。
初心者に使いやすいツールはどれですか?
自分で操作する場合は、グラフ表示が比較的分かりやすいBreadcrumbsが候補です。
英語ツールの操作やオンチェーン分析が難しい場合は、日本語で調査を依頼できるBitToのようなサービスが選択肢になります。
最も多くのチェーンに対応しているのはどれですか?
今回確認した公開情報では、MistTrackは19チェーン、MetaSleuthは11チェーンに対応しています。Breadcrumbsは標準チェーンとプレミアムチェーンで利用範囲が分かれています。
調査ツールだけで犯人を特定できますか?
通常、ウォレットの資金移動を確認しただけでは、ウォレットを操作している人物の氏名や住所までは確定できません。
取引所に資金が移動している場合、本人確認情報を保有している可能性がありますが、その情報を取得するには、捜査機関や法的な手続きが必要になる場合があります。
調査会社へ依頼すれば返金されますか?
保証されません。
調査によって資金経路や取引所候補が確認できても、資金が既に移動・換金されている場合や、海外サービスを経由している場合など、回収が難しいケースがあります。
被害に気づいたら何を保存すべきですか?
TXID、送金先アドレス、送金日時、送金数量、取引所の送金履歴、相手とのメッセージ、相手のSNSアカウント、投資サイトのURL、入出金画面などを保存してください。
証拠を削除せず、早い段階で警察、消費生活センター、利用した暗号資産交換業者へ相談することが重要です。
まとめ
仮想通貨詐欺の被害後は、資金を取り戻したいという焦りにつけ込む調査会社や返金代行業者による二次被害にも注意が必要です。
今回比較した4サービスには、それぞれ異なる特徴があります。
- Breadcrumbs:無料で資金経路を可視化したい人向け
- MetaSleuth:クロスチェーンを含む本格的な自己調査向け
- MistTrack:AML・リスク分析・法人利用向け
- BitTo:日本語相談、案件単位の調査、報告書作成向け
重要なのは、知名度や広告だけで判断せず、料金、調査範囲、納品物、運営者情報、非保証の説明を比較することです。
また、ブロックチェーン調査は資金回収の可能性を検討するための手段であり、返金を保証するものではありません。「必ず取り戻せる」「追加費用を払えばすぐ凍結できる」といった説明には十分注意し、警察や公的な相談窓口への相談も並行して進めてください。
料金・機能の確認日:2026年7月20日
各サービスの料金や対応チェーンは変更される可能性があるため、利用前に公式情報をご確認ください。


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