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6チェーンのウォレット脆弱性:リカバリーフレーズが推測される可能性とは

TxID・ブロックチェーン解説

BTC・ETH・SOL・TRX・POL(旧MATIC)など主要6チェーンのウォレットに、リカバリーフレーズ(シードフレーズ)が第三者に推測される可能性のある脆弱性が報告されています。ChainTrackでは、この問題の構造と利用者が取れる対策を整理します。

脆弱性の概要:乱数生成の不備とみられる

今回報告された問題の核心は、ウォレット生成時に使用される「乱数(エントロピー)の品質」にあるとみられています。リカバリーフレーズはBIP-39という規格に基づき、十分なランダム性を持つ乱数から生成される仕様です。しかし一部の実装では、この乱数生成が不十分であったり、予測可能なパターンを持つ場合があり、結果としてフレーズの候補を絞り込まれるリスクがあると指摘されています。具体的な影響範囲やCVE番号などの詳細は現時点で調査中とみられ、断定的な評価は難しい状況です。

SNSやロマンス詐欺との組み合わせリスク

ChainTrackが注目するのは、このような技術的脆弱性が「SNS上の送金誘導型詐欺」と組み合わせて悪用される可能性です。ロマンス詐欺や偽投資グループへの勧誘では、被害者に特定のウォレットアプリを「指定」してダウンロードさせる手口が確認されています。脆弱性を抱えたアプリを意図的に紹介し、生成されたフレーズを後から推測・搾取するシナリオは、技術的に成立しうると考えられます。送金後に「引き出せない」「追加入金が必要」と言われるケースの一部には、こうした構造が潜んでいる可能性があります。

利用者が今すぐ確認すべきこと

①使用中のウォレットアプリが公式・正規のものか確認する。②アプリのバージョンを最新に保ち、開発元のセキュリティアドバイザリを定期的に確認する。③SNSや見知らぬ人物から「このアプリを使って」と指定されたウォレットは使用しない。④多額の資産は、実績あるハードウェアウォレットへの移行を検討する価値があります。リカバリーフレーズは絶対にオンラインや他者に共有しないことが大前提です。被害が疑われる場合は、警察相談窓口や各チェーンの公式サポートへの問い合わせをお勧めします。

参考: Bit Times


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