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インターポールがSNS・ロマンス詐欺に大規模摘発、仮想通貨送金1.2億ドル阻止

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国際捜査でSNS・ロマンス詐欺グループを一斉摘発

インターポール(国際刑事警察機構)は、国際詐欺に関連する大規模な合同捜査作戦の成果として、5,811人を逮捕し、約1億2,200万ドル規模とみられる仮想通貨送金の阻止に成功したと発表した。被害の中心には、SNSを入口としたロマンス詐欺や投資詐欺が含まれているとみられ、複数の国・地域をまたいだ資金フローが確認されているとされる。

仮想通貨が詐欺インフラの中核に

今回の事案で注目すべき点は、被害資金の移動手段として仮想通貨が広く使われていたとみられることだ。法定通貨と比べ送金速度が速く、国境をまたいだ送金が容易な仮想通貨は、詐欺グループにとって都合の良いインフラとして悪用される傾向がある。ChainTrackの独自視点として、今回のような大規模摘発では、ブロックチェーン上のトランザクション履歴を遡る「オンチェーン追跡」が捜査の糸口になっている可能性が高い。ウォレットアドレスのクラスタリングや取引所への出金パターン解析が、容疑者特定に貢献しているとみられる。

SNSで始まるロマンス詐欺の典型的な手口

ロマンス詐欺は、SNSやマッチングアプリで親密な関係を築いたのちに、「投資の機会」を装って仮想通貨の送金を誘導するケースが多い。最初は少額から始まり、利益が出ているように見せかけるサイトや画面を提示しながら追加入金を促すパターンが報告されている。被害に気付いたときには、すでに複数のウォレットを経由して資金が分散されており、追跡が困難になっている場合もある。

被害を防ぐために今すぐできること

①SNSや出会い系で知り合った相手からの投資話には、まず立ち止まること。②仮想通貨の送金前に、相手のウォレットアドレスを公開データベースや詐欺報告サイトで確認する習慣をつけることが有効とされている。③すでに送金してしまった場合は、トランザクションハッシュ(TxID)を保存したうえで、警察や消費者ホットライン(188)へ相談することを検討されたい。資金の回収を保証できるものではないが、早期の情報提供が捜査に繋がる可能性はある。

今回のインターポールの摘発は、国際連携と仮想通貨の追跡技術が組み合わさることで詐欺グループへの包囲網が狭まりつつあることを示す事例とみられる。引き続き最新動向をChainTrackで発信していく。

参考: NEXTMONEY


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