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SNS投資詐欺で2600万円被害——「2カ月で2倍」の甘言に潜む手口を解説

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2025年、滋賀県草津市在住の50代女性がSNSを通じた投資名目の詐欺により、約2600万円相当の暗号資産をだまし取られたとみられる事案が報告された。草津署は特殊詐欺として捜査を進めている。

典型的な「高利回り」誘引の構造

「2カ月で2倍以上の利益」という訴求は、SNS型投資詐欺でくり返し確認されるフレーズだ。正規の金融商品や暗号資産運用でこれほどの短期リターンを安定的に得ることは、現実的には極めて困難とされる。にもかかわらず、チャートや「実績スクリーンショット」を巧みに提示することで信頼性を演出するケースが多いとみられる。

ロマンス詐欺との複合型が増加傾向

SNS投資詐欺の中でも、親密な関係を装ってから投資話を持ちかける「ロマンス詐欺(Pig Butchering)」との複合型が近年増加傾向にある。最初はビジネス相談や趣味の話題から始まり、信頼関係が構築された段階で「自分も使っている優良プラットフォーム」として偽の取引所や運用サービスへ誘導するパターンだ。被害者が入金した暗号資産は、複数のウォレットを経由して分散・移動されるとみられ、オンチェーン追跡でも高度な難読化が施される事例がある。

被害拡大を防ぐために確認すべきこと

①金融庁・消費者庁に登録のない業者への送金は慎重に。②暗号資産の送金は「送ったら即時確定」が原則であり、取り消しは原則不可能。③高利回りを約束するサービスは、金融商品取引法上の無登録業者である可能性がある。④不審に感じたら、送金前に家族や公的機関(消費生活センター:局番なし188)へ相談することを強く推奨する。

ChainTrackでは、こうした被害事案のオンチェーン資金フローを継続的に観察している。被害に遭った場合、警察への届け出とあわせて、送金先ウォレットアドレスやTxIDを記録・保全しておくことが、後の調査において重要な手がかりになりうる。資金回収の可否については断言できないが、記録の保全は早ければ早いほど有効とされる。

参考: Kyoto Newspaper


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